夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第12章 ♤キズを癒やす手(牛島若利)完結
と。コレが今から数分前
俺は今、急展開してる事態に
戸惑っていた
「じゃあ、若利君にパーーース!」
天童の悪ふざけのような行動のせいで
彼女が俺のすぐ近くに居る
白布の隣で小さく見えてた身体は
目の前で見ると更に小さく感じた
固まったように俯く彼女
チラリとのぞいた
綺麗な項にうっすらはりつく
柔らかそうな髪の毛
「これはどうすればいいんだ?」
小さな彼女の体温に
胸に感じる息遣いに
俺の心が落ち着きを無くしていく
壊れそうな程細い身体に
触れる事さえ出来ず
ただヒタスラ彼女との距離を保った