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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第11章 ♡ヨカニセ?ブニセ?(岩泉一)続編  完結


『ちょ、何するの…!?』

「何もしねぇ…」

『してるじゃん!』

「これ以上しねぇ…オレは……
アンタを大事にする…守りたい…」

京谷くんの放つ言葉の意味が
わからない程
私は鈍感ではない。だから

「今まで岩泉さんには何ひとつ
勝ったことねぇけど…
……アンタの事は負けたくない」

全部言わないで

『でも………』

「好き…だ…」

言わないでよ
涙が止まらなくなるじゃない

告白された位で気持ちが揺らぐほど
はじめちゃんへの想いは軽くない

でも…この優しい告白を聞き流せるほど
私は強くない……

知ってた?はじめちゃん

私は【好き】とか【守りたい】とか
こんな単純な言葉で
簡単に泣いちゃうんだよ?   
感動しちゃうんだよ?

「返事別に今、要らねぇから。
とりあえず…元気出せ……」

『………うん』

「じゃあ、明日数学ヨロシク」

泣き止んだのを見届けると
京谷くんは帰っていった
なんの通知も来てない携帯を
放り投げて

貰ったチョコを口に放り込んだ

それはほろ苦くて
止まってたハズの涙がまた
流れだした

…はじめちゃん…お願い
私を見て…抱かれるだけじゃ
満たされない気持に気づいて…
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