第11章 ♡ヨカニセ？ブニセ？（岩泉一）続編　　完結

「あーぁ、まだ結構垂れてんな
下着汚しちまった」

『…もー…どーすんのー…』

足に力の入らない姫凪が
オレに寄りかかるように泣きついてくる

「どーせまたヤるしノーパンでいるか？」

『ばかっ！そんな事できる訳ないでしょ！』

真っ赤な顔で目を潤ます
これ以上イジメたら本気で
泣き出してしまいそうだ

「ウソだ。だから、んな可愛い
リアクションしてんな。犯すぞ」

『はじめちゃんのエッチ！』　

「オマエのせいだろ」

『なんでー！？』

「オレが妬いたらどーなんのかわかってて
妬かせてんべ？シテ下さいって
言ってんのと変わんねぇよ？それ」

『はじめちゃん最近
合う度エッチばっかー…』

姫凪が少し膨れて横を向く

「昔。散々誘って来てたくせに」

抱き寄せて首筋にキツく吸い付く

『チョット！そこ目立つから！！』　

「知ってる。虫除けだ」

他のヤツにハッキリわからせてやりたい
コイツはオレだけのモンだって
赤くなる姫凪に
名残惜しさは否めないが
そろそろ行かないと朝練に遅刻しちまう

「んじゃ、先行ってるぞ」

『うん…下着買いに1回学校出る。
間に合ったら
見に行くから』

「おぅ、気を付けてな」

姫凪を置いて体育館に急いだ