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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第11章 ♡ヨカニセ?ブニセ?(岩泉一)続編  完結


何気なく安売りされる笑顔すら

全部オレが買い占めたい

独り占めにしたい


姫凪と付き合って
嫉妬する事と相手を信用しない事が
イコールじゃないってわかった

それを気づかせたのは
面白くない事に幼馴染の及川で

そのおかげで姫凪と結ばれたり
まぁ感謝してない事もない

が、それから少し困った事がある

『はじめちゃん、及川君おはよう』

「オゥ、早ぇな。日直?」

『ううん♫早起き出来たから朝練の応援♫』

「おはよー!姫凪ちゃん!今日も
及川さんの応援をしにきてくれたのー?」

『相変わらずのウザさですよね
及川さん。』

「だから!敬語やめて!リアルに
引いてるっぽいじゃん!」

『リアルに引いてますよ、及川さん』

「恩人に対して酷くないかい!?」

『か、感謝はしてますよ?及川さん」

及川の言葉に少し照れたように
微笑む姫凪。

照れたのは色々思い出したからなのだろうが
その顔を及川が真正面で見てるのが
クソ腹立つ

「姫凪ちゃんのその素直な所
ホント可愛いよねー♫
仲取り持ってチョット損した気分」

『また、そうやってからかう…』

呆れたように見上げる姫凪

「からかってるかどうか試してみる?」

及川が姫凪の顔をのぞきこんで微笑む
慣れた仕草で自然に及川の手が
姫凪の頬に触れた

「いい度胸だなぁ、及川、その続き
俺に試してみろや」

オレを無視してジャレてる2人の間に
割り込む 
姫凪が顔を赤らめてるのが見えると
オレの嫉妬心は更に煽られる
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