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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第10章 ◎俺の素顔③(忍足侑士✣続編)完結


翌日

朝から兄様は不機嫌で
それは部活中も一緒。

「忍足、もう体調はいいのか?」

「ん?あぁ、もう大丈夫や。」

「そうか、じゃぁ今日は特別に
メニューを組んでやる。ホラよ」

跡部がメニュー表を差し出す

「げ…何やこれ…拷問??」

「アーん?さっさとしろ!」

俺を睨む跡部
まさか昨日サボったのバレタ?

「なぁ、俺なんかしたか?」

「何かしたか?だと?…てめぇ…
人の妹に大した首輪付けてくれたな…」

首輪…くび・・・?うわぁ!忘れてた!!

「いや…待ってくれ、あれは…」

「部活サボったうえに…姫凪に
あんな事しやがって…
なんの言い訳が出来ンだ?」

全くおっしゃる通り…

「すんません…」

「ちっ、当分はこのメニューだ
せいぜい頑張んな!」

跡部はアッサリと言い切った
そんな事は知らずに
姫凪が手を振ってくる

それを見た跡部はマタ険しい顔になる
俺が首筋を指差すと

姫凪も思い出したように
オロオロしてる

プッ。かわえぇー!

「何、ニヤニヤしてやがる!
さっさと練習しろ!!」

跡部の声が響く

「ハイハイ。いぢめんなや~
チャントしてるって」

ホンマかなわんな~
俺を攻めてえぇんは
姫凪だけやっちゅーねん

まぁ、えぇわ。

こんだけ兄様にいぢめられたんや
姫凪に責任取って貰お♪
今日は門限破ってまうかもなぁ…
そうなったら次は
どんなメニューになるんやろ?

逆に楽しみやわ
新しい姫凪を知る機会が
増えるんやからな(笑)


なぁ、今日も明日も

ずっとずっとその先も

俺を虜にし続けてくれ
よそ見なんか出来へんくらいに
俺もよそ見なんかさせへんし?

ずっと見つめ合って居ようや
 えぇやろ??
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