夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第30章 ☆キイロのキミ(御堂筋翔)[きいろシリーズ※②] 完結
「大丈夫かぁ?痛ないかぁ?」
ゆっくり自身を引き抜き
干してあったタオルで姫凪の
身体と自分の汚れを
拭き取りながら髪を撫でる
『…ん…平気…やけど…
ゴメン…立てる自信が全くないねん…』
グッタリと身体を倒したまま
すまなそうにボクを見上げる
「えーよ。もうちょい寝とり。
あ、一応家に連絡せんでえーか?」
『…誰もおらんから…かまへんよ
家の人とかココ何年も
おーてへんから(笑)』
「…1人なん?いつから?」
『んー…中学の時からかなぁ…
あ、毎月ちゃあんとお金は届くし
お隣のオバちゃんは優しいから
別に苦労はしてへんけどね(笑)』