第6章 離さない、許さない。
アナルから指を抜いたと思うとハヤトは胸を両手で覆い、揉み始める。牡丹は突然のことでいつもより過敏に反応してしまう。
「びくっとしたね…。
可愛いよ。」
「んっ…、」
牡丹の顔が赤くなる。途端に身体も熱くなり火照りだした。じんわりと汗もかいている。
「気持ちいいんだね。」
「ぇっ…違っ…やんっ、」
「嘘はダメだよ。」
ハヤトは胸の蕾を思いっきり引っ張った。今までだったら泣きだしていた牡丹だが、下の口から蜜を垂らす。蜜はテーブルを濡らす。
「僕に完全に調教されたね。」
「そんなはずないっ、です!」
「だから、嘘はダメだよ。」
ハヤトは胸から手を離すと、下の口に息を吹きかける。ハヤトの言うことが本当だと実感させられる。息を吹きかけられただけで達してしまう。