第3章 離さない、汚してあげる。
「…て。
ね…お…き……て。
ねえ、牡丹起きて。」
パシッ
ハヤトに頬を叩かれ、重く閉じていた目をゆっくりと開く牡丹。
牡丹は状況を思い出す。私は、初めてを失ったんだと、重いため息をつく。
「少し時間がかかっちゃったよ。」
ジャラジャラ
「え?」
ベッドに仰向けに寝かされ、両手両足が鎖のようなもので固定され、動かない牡丹はびっくりした顔でハヤトを見る。
ハヤトは牡丹を見下しながら口を開く。
「ちょっとした遊びをしたくてね。」
「やめてください…!」
外そうと手を動かすが、外すことはできない。寧ろ、鎖が手首に食い込んで血が溢れ出す。
「下手に動くと大怪我しちゃうからやめてね。
大切な奴隷が死なれたら困るもん。」
ハヤトはニコッと笑う。
そうすると、ハヤトは部屋を出る。
ハヤトがいない間、手足を動かすが、外れる気配はない。
少しの間、ハヤトの姿が見えなくなったと思ったら、何かを手にして戻ってきた。
ブブブブ
「初めてだよね?」
ハヤトの手にはピンク色のローターが震えながら握られていた。
初めて見るローターに牡丹は、何に使うとも知らずに、可愛いとすら思ってしまう。
「脚広げて。
もう、恥ずかしいとか思わないよね?」
「わかりました…。」
広げられた牡丹の膣からは、中に残っていた欲がドロッと溢れ出した。
その様子にハヤトは興奮する。