第1章 オレンジ
エレンside
ハンジさんからはよく調べて分かったらまた連絡すると言われた。
その後は兵長の部屋に戻ってきた。
兵長はまた眠っていた。
その隣に横になり、兵長の腕の中でまた眠ってしまった。
次の日、再びハンジさんに呼び出された。
兵長は来ないように言われた。
たぶん、あの後、徹夜で調べてくれたんだと思う。
エ「ハンジさん」
ハ「なに?」
エ「昨日寝てませんよね?」
ハ「え?なんで?」
エ「目の下、クマが酷いです。俺のためにありがとうございます。」
ハ「いいよ…それでさエレンの体のことなんだけど…推測通りだった。次、巨人化すると…君は死ぬ…」
エ「…そうですか…わかりました。」
ハ「だから、壁外調査での巨人化はしないほうがいい…」
エ「…」
この事知ってしまったら、兵長はなんて言うかな?
たぶん、悲しんじゃうよな…
そんな気持ちにさせたくない…
だったら…この事はずっと…隠しておこう…