第9章 赤い涙
最終日、今日は闘牛に連れて行って
もらえることと帰ることをメールを
するとすぐに気をつけて帰っておい
でと返事が返ってきて少し安心した。
帰ったら今度こそはちゃんと話をしよ
う…
マークの車を降りてメールをしながら
闘牛場へと向かっていた。
マー『おい! 智!!
危なーーーーーーーー』
マークの叫びが
聞こえたその瞬間俺は光の中にいて
ーーーー
大『潤………く……ん………』
身体が浮いて、地面に叩きつけられた
感覚で一瞬だけ目が開いて
そして何も見えなくなったーーーーー
俺は
彼の名前を呼び続けていたーーーー
潤くんーーーーー
愛してるーーーーーーー
愛してたーーーーーーーー
愛してたんだーーーーーー