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アンダルシア・ラブ【気象系BL】

第25章 復活LOVE


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大『終わっちゃった…』


お客さんも全員帰って、マークはスタッフ
さんと経理のこととか色々とやってくれて
いる間に、一人ゆっくりと絵を見て回る。


最後だと思ったらやっと何だか、バス停で
初めて見て一目惚れした時から
今までの楽しかった思い出ばかりが
走馬灯のように蘇ってきて、潤くんの
絵の前で座り込んで涙が止まらなくなって
きた。



大『潤くん…


潤くんに会いたいよ…』




『智さん…』



また幻聴が聞こえて、ゆっくりとそこを
振り返って見ると涙の膜の中にぼんやり
と松本の姿が見えてきた。



大『潤くんが…見え…るよ…』



松『俺も…ちゃんと…見えてます

智さん』



車椅子から振り返って、押してきて
くれた相葉さんにお礼を言うと、
相葉さんは頭を下げて帰って行った。




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