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In the cherry-colored sigh
第16章 奪いたいのは、その瞳。
「だーかーらーさー、あそこであの照明だと眩しくてファンの子がステージ見えにくいじゃん。
次のときまでに絶対かえて。せっかく僕のこと見に来たのに見れないなんてかわいそうだし、僕のライブの質にかかわる。
はぁ? 僕にお客? 一体誰が…………姉さん。
へぇ、僕に会いに来たんだ。可愛いところもあるね」
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