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In the cherry-colored sigh

第14章 先輩のことだから




「へぇ…、寮でそんなことが。


なんというか響也先輩らしいですね。


寮生活にもすっかり馴染んだみたいで良かったです。


先輩が転校してきたとき、まさかこんなに関わることが多くなるなんて思ってませんでした。


最初は幼馴染だからって夏のコンクールのメンバーに選ばれたんだと思ってました。


でも、違った。


響也先輩も貴方もたしかな実力があった。


そもそも如月部長が幼馴染と弟だからという理由で贔屓するはずありませんでしたね。榊先輩は知りませんが…」

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