In the cherry-colored sigh
第5章 偶然でも必然でも
「え、同期にもうるさいのがいる?
あ、緑間っちッスか…。
俺知ってるッスよ、中学一緒だったんスよ。
いや~、あの人ヘンなことでうるさいし、常日頃からヘンなもの持ってるッスよね。
ついでに誠凛商事の黒子って人も一緒なんスよ。
そうそう!あのカゲがめっちゃ薄い人ッス!
いや~、お姉さんホントいいッスね!
ほら、もっと飲んで!
え、今日あまり持ち合わせがない?
じゃあウチで飲まないッスか?
多分お姉さんのこと…帰せないと思うッスけど」