In the cherry-colored sigh
第4章 キラキラ輝いて
「私、ですか?
そうですね、毎日大変ですがそれなりに楽しいですよ。
日々、お金を稼げていてどんどん貯金が溜まっていくのが嬉しいですね。
まぁ、ちょっと厄介事に巻き込まれてしまいましたが…。
仲の良い友達も出来ましたし、それなりに充実した生活を送れていますよ。
なんだか嬉しそう…ですか?
貴方は私のことをよくわかっているんですね。
学校のことが嬉しいのではないですよ。
貴方に再会できたことが嬉しいんです。
……少し、寄り道して帰りませんか?
駅の近くに新しく出来たカフェが好評だと友達から聞いているんです。
そこで話もしますから…いかがですか?」