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暮れる夕日
第2章 持ち主は?
次の日、早速持ち主を捜す。
「ねぇねぇ、これ・・・誰のか知らない?」
昼休み、友達と駄弁りたいのを我慢して聞き回る。
そして、私は推理上これは女の子の物だと思い捜索していたのだけれど・・・
「あ・・・あのさ」
一人の男子が声をかけた
「なに?・・・この持ち主知ってるの?」
「お・・・俺のなんだけど・・・」
驚いた・・・私の推理は外れていたのだ。
「え・・・これ?これが・・・そうなの?」
少し引き気味に訪いかける。
「そうだよ」
彼は少し恥ずかしそうに言った。
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