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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第51章 ♡陽だまりの粒(岩泉一)完結


ほんの少し前まで
俺は有頂天で
朝の光を浴びながら
お前を待ってた

遅え!って
及川になら怒鳴るところだけど
姫凪はバレー部でもないし
昨日早退したくらい
体調も悪かったし
そんな毎日毎日
来てらんねぇよなー…

集まった朝練組の
準備運動も終わり
まだ走りに行かないのか、的な
視線が俺に集まる

「あれ?姫凪ちゃん
今日はまだなの?
朝イチから来てくれると
思ってたのになー」

「そんな暇じゃねぇんだろ
つーか、ボーッとしてんな
走りに行くぞ」

呑気な及川の背中を叩き
体育館を出ようとすると

「あ、先に行っててよ
俺チョット用事あるんだ
主将は大変~ってね
すぐ追いつくから
走ってきな、おまえら~
って!返事くらいしなよ!
ちょ、無視やめてー!!」

ムカつくポージングで
俺らに手を振る及川に
全員冷ややかな視線を送って
無言で体育館を出る

「及川拗ねちゃうんじゃねぇの~?」

「それな!
体育館の隅で
三角座りとかかしてそ」
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