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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結


本当は
バイト辞めて
アンタの事も忘れて
綺麗さっぱりサヨナラ出来たら
ヒビ割れた心の治りは
早いんだろうけど
出来そうにないんだ

細い糸一本で良い
繋がっていたい
見え無くても
声を聴けなくても

「あそこ待遇良くて
辞めん惜しいんスよねー
また飲み過ぎない様に
バータイムに居座ってるんで
コーヒーは飲みに来てよ
店長もそっちのが喜ぶだろうしさ」

あの窓際に居た記憶まで
薄れるのが嫌なんだ

なのに

『…本当にそう思ってる?』

「なんで?
ホントですよー
バータイムのが時給も良いし
まぁ、身体は徐々に慣れんでしょ
若いしね、俺!」

俺も相当カッコつけで
アホだよなー

ホントだったら
こんな苦しくないっての。

完全に切れるのが
寂しくて虚しくて
どうしたら良いか分からねぇ

消えないで
行かないでって
素直に繋ぎ止める事も
出来そうにない

だから
だからせめてと
足掻きまくってんだよ

シンとした部屋
乱れた服と涙顔の姫凪
抱き締めたい
キスもしたい
優しく優しく…でももう今更だよな
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