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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)


ナナが居る事も忘れて
髪を掻き毟ってると

「あーもう…やってらんないわよ!
なんなの!?私が別れたいって
言った時だって
"あ、そう"だったくせに!!
どんだけ好きなのよ!
賢二郎のロリコンッッ!」

大きな声が廊下に響く

「うわ!なんだよ!?」

「私が"もうヤダ"って言っても
"別れる"って言っても
その後すぐ"彼氏出来た"って言っても
そんな反応しなかったじゃん!
賢二郎は誰にも執着なんかしないって
思ってた…のに…」

振り返ったナナの目は
真っ赤に充血してる

この目にめっぽう弱かった

「なによ!執着出来ンじゃん!
執着出来ないなら
私で良いでしょって
私がその中でも一番なんでしょって
どこかで…思って自惚れてたのに…
…私が駄目…って事じゃんか…
なんなのよ…バカ賢二郎…」

この涙声にいつも流されて
手を伸ばしてた

でも

「…別にお前が駄目ってわけじゃねぇよ
嫌いじゃねぇし。
ただ…今は…
アイツ…姫凪じゃなきゃ
駄目なんだよ…」

もうこの手は
一人しか選べない
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