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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)


「は?なんだよ
俺行く所あんだけど」

面倒臭そうに掴まれた手を振りほどくと

『あの…白鳥沢出身なら
勉強出来る…の?』 

ポツリと小さな声が上がる
俺を止めた手の反対側には

プリントが握られている
教えて下さいとか
クソ面倒なヤツ?

「は?だから?」

ま、頼まれても断るだけだけど。

そう思って
思いっ切り迷惑ですオーラを振りまいて
姫凪を睨んだ

すると…

『うぐっ!なんでもない!
オジサンに現役高校生のベンキョなんて
分かんないでしょー!って
言ったんですー!』
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