一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
そう思って、通り過ぎるフリをして
顔を盗み見るだけにしようと思ったのに
「げっ」
思わず声をもらしてしまった
そこに居たのは
『あ…』
生意気女。
たしか、そう
姫凪?
なんでお前がここに、とか
色々浮かんだけど
「おお!お前白布?だよな?
久しぶりじゃないか
知り合いか?」
…うん、面倒くさい
「いえ、別に。
全く知りません。
俺、バレー部に顔出しに来ただけなんで
失礼します」
「へ?あぁ、そうか?
鷲匠監督に宜しくな」
「はい、失礼します」