一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
程よく酔いが回った看板間際
割り勘で会計を済ませて店を出る
「じゃあまた」
呆気なく解散して静かになった事に
少し寂しさを感じながら
駅までの道を歩いていると
「君は、学生だろう?
こんな時間に何してる?」
警官に捕まってる小さい影
うわ、補導?
捕まるとか鈍くさ。
『…えっ…と』
「さっき逃げて行ったのは
君の仲間かな?
未成年は喫煙も飲酒も禁止だぞ?
君も吸ってるな?
手の中のソレをこっちに
渡しなさい」
逃げ遅れかよ〜
益々鈍くさ。