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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第45章 想われ想われ 恋生まれ(五色工)生誕記念 完結


「布施…
話、聞かせてくれるか?!」

差し出した手
時計はきっともうすぐ
俺の誕生日の終わりを告げる

最後の数分を残し

『先輩…!
私…先輩が…好きです』

震える声が耳に届く

『諦めなくて良かった…
言えて良かった…』

俺のシャツを握りながら
下を向いて震える布施

グワッと込み上げる愛しさ
だけど!

「俺も聞けて良かった…
えっと…その…」

この次どうする!?
まだ付き合ってるわけじゃないし
いや、付き合ってたとしても

すぐ抱き締めたりしたら
手が早いとか
慣れてるとか思われて
せっかく繋いだナニかが
壊れそうで

「…これから…
そういう方向で宜しく、で良いか?」

触れたい衝動を抑えて
サッと手を伸ばす

なるべくカッコよく
大人な先輩で居たかったのに

『そういう方向って?なんですか?
チャント言って下さいっ
こんな事、しても良いんですか?』

その手を握って
ピタリとくっついてくる

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