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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第43章 あの日、あの時、この場所で(白布賢二郎)生誕記念 完結


『え?!そんな…いい…』

「兄ちゃんと食うなら
安心だろ?
不安なら兄ちゃんに毒味させろ
じゃあな」

小さな頭をグリグリと撫でて
その場を立ち去ったのに

『待って!!』

なんで追って来る!?

「なんだよ!
職員室いけよ!」

『行く!食べたら行く!
一緒に食べよ?』

持たせた大福を一個
俺に押し付け
ニコニコ笑うチビスケ

「いや…知らない人と
食ったら母ちゃんに怒られんぞ?」

俺の粋な計らいを無にすんじゃねぇっつの

『もう学校だし平気じゃん!
大人イッパイだし、それに…
お兄ちゃん優しいし
一緒に食べたいよ!』

…どんな理屈だよ。
ただでさえ帰ったらまた
五色とのエンドレスな練習が
待ってんのに
こんなチビスケに関わってる程

『だめ?忙しい?』

ヒマじゃねぇんだけどなー

「別に。
ほら、そこ座れ
服汚すなよ」

奇妙なツーショットが
夕焼けの照らすベンチに並ぶ

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