第41章 ♡太陽（キミ）を探して（月島蛍）

振り返る姫凪の顎を持ち上げて

「なんで嫌じゃないの？
ねぇ？姫凪…言いなよ…」

強請るように囁いて頬にキスを一つ。

ほら、早く。
直してよ僕の機嫌

キミで熱く
熱苦しい位に
僕を滾らせて？

見つめ合った目が
ウルウルして来る

逸らされない様に
何度も軽くキスをして

またジッと瞳の奥を
強請るように見つめると

『好き…だから！
分かるじゃん…！恥ずかしくて死にそう…！』

情けなく眉を下げて
僕の指に噛み付いてくる姫凪

ゾクゾクしながらも
まだまだ満足しない
欲張りな僕。