一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第41章 ♡太陽(キミ)を探して(月島蛍)
「姫凪」
『蛍…』
吸い付く唇に
次を煽る二人の熱
切れそうな理性を止めたのは
鳴り響いた携帯の着信音
「…僕?キミ?」
『…私…だ…マコちゃんかな?
大丈夫…あとで掛け直す
音だけ切る』
携帯に手を伸ばした姫凪の顔が
ピクリと引き攣った
「篠山?」
『うん…』
「貸して?僕が出る」
姫凪から携帯を取り上げ
電話を繋げようとする指を
『あ、でも…なんか怖い…』
不安げに止めた
刷り込まれた恐怖に
舌打ちしながら
一旦携帯を置き
姫凪を抱き締める