第40章 ♡小さな幸せ（影山飛雄）生誕記念　完結

くくったまんまの髪の毛
制服以外はジャージかスウェット
まぁ、スカートなんて
見た事ねぇ

でも
そんなもん履かなくても
可愛いと思ってたし
コイツの可愛さなんか
誰も知らなくても良いんじゃねぇかって
思ってた。

コッソリ育った
淡い気持ちが苦く変わりだしたのは

ートビオちゃんー

アイツが
布施 姫凪が
俺をそう呼び出したのが
キッカケだった

「おい、何でお前まで
そう呼ぶんだ？」

『だって！及川先輩が
そう呼んでるの可愛いんだもん！
私も〜！って！』

「意味あんのか？」