一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第38章 片恋ハナビ(木葉秋紀)生誕記念 完結
このまま部屋にでも篭って
一日泣けば
明日また頑張れる
だから
後少し堪えろ俺
腹に力入れて
踏みしめる足
なのに
「待てーー!
カラオケ行くぞ!木葉!」
「猿杙さんも呼びましたから
ここで待機して下さい」
なんで止めるかね!?
「帰るっつってんの!
今日は…」
泣かせてくれよ…
もう顔を上げられない俺の肩に
「泣くなよ!木葉!
オンナは一人じゃねぇぞ!」
「そうそう〜
人生長いかんね〜
だから、泣くな!」
木兎と走って来た猿杙の手が
ズシッと乗っかる
泣きてぇんだってよ!
察してくれ!
「木兎さん達は、もう…
変な所遠回しなんだから
木葉さん
別に誰も責めませんから
思うままにどうぞ」
「はい?」
頭が混乱する俺に
「泣くなよ!木葉!
カラオケ行ったら
俺ら歌に夢中で慰めらんねぇ!」
「そうそう〜
画面しか見てないかんね〜」
二人の声が響く