一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第37章 クセになる(灰羽リエーフ)8/18ハイバの日 完結
でも、姫凪のこの
不思議な甘さにマッチングするのが
『でも、そういう所…
嫌いじゃない』
「ラッキー…
じゃあ単純でイイや…」
俺だけなら
単純でイイや。
重ねた手を少し引くと
ゆっくり俺にかかる
姫凪の重さ
「姫凪、こっち見て」
『ヤダ…』
「じゃあ、俺が見る…
姫凪、好き…
甘くなくても…ずっと好き…」
顎を跳ね上げると目が合う
俺の甘さを纏った
微糖のお姫様
「キス、して?」
『しない』
ホント甘くない!
ま、イイや。
「じゃあ、俺がする…」
俺がタップリ甘くしよう
そしたら…
『…うん…して…欲しい』
ほら、な?
少し、甘くなる。
うん、今はこれで良い。
『…もっと…して?』
「もちろん!姫凪、好き」
『…私も、好き』
「最高」
たまの甘さで十分酔える
染まる頬に手を添えて
震える唇に愛を贈った