第37章 クセになる（灰羽リエーフ）8/18ハイバの日　完結

しごかれまくって
身体バキバキで床にへばりつく俺を
癒やす声は

「ちょっと、リエーフ邪魔。
ゴミと一緒に外に掃き出すよ？」

無いらしい。

「研磨さん！酷いッス！
俺、心身共にボロボロなんスけど！？」

「自業自得でしょ？
リエーフの自分が被害者ぶるの
どうかと思うよ？
女心分かってないし
なんかモテるけど
残念だよね」

なにその精神攻撃！
無気力にゃんこ！
年上じゃなかったら
抓ってやるとこだぞ！

研磨さんのトドメに
打ちひしがれていると

『死んでる？』

「死にたいス…」

『戻って来たけど…
死にたいなら帰る』

甘くないけど
テンション上がる声