第14章 ♡召しませ☆大王様（及川徹）前編✣完結

バカップルぶりに呆れながらも
羨ましくてため息がでる

私と先輩もあんな風になりたいな

その為にも見つからないように
隠れとかなきゃ！

それにしても先輩どこに行ったんだろう
安心して要られるのは
後3日なのに………

チョットでも二人で居たかったのにな…

ため息をつき
ガックリと落とした肩が
ポンと叩かれた

『先輩！？』

勢い良く振り返ると
気だるそうにこっちをみてる
国見と目が合う

「あからさまに残念な
顔すんじゃねーよ」

だって残念しかないもん

『なに？今凹んでるから
口喧嘩出来る状況じゃないんだけど？』

国見にため息混じりに話すと

「はぁ？なんで？荷造りもしないで
友達の家にお泊りしてるくせに
なにを凹むんだよ？」

え？今なんて？？