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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第35章 ♡つまりはキミのせい(国見英)


膝の砂を払いながら
その人は立ち上がり

『ありがと、ごめんね』

ニコリと俺に笑いかけた

「あ、いや。別に…」

少し戸惑った。

一目惚れとかって
事じゃないけど

思ってたよりずっと綺麗で

『じゃ、行くね』

ふわりと甘い香りと
優しい声の人

「あ、あの…
ピアスどんなの?」

ポツリと尋ねると

『パヴェボールのアメリカンピアス
あ!これこれ!』

その人は耳に髪をかきあげて
ユラユラキラキラした
ピアスを見せる
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