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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第33章 勝負どころ(川西太一)生誕記念 完結


別にお前は悪くない。

でも、こうするしかない。

でないと俺は

「おう。んで?明日、なに?」

『…なんもない……!
ゴメン!忘れて!』

「おう。そうする」

突き放さないと俺は

『ばいばい!』

お前を本気で好きになる。

でも、お前にとって俺は
ただの幼馴染で

男として見ろって方が
無理で。

負けが見えてる。

だから…

「おう。じゃあ、またな」

線を引くんだ

今を維持するために

なのに、それが

『…もう、来ない!
今までゴメンナサイ!』

「え?布施?」

『さよなら!』

進めないどころか
留まる事も出来なくなるなんて

思ってなかった
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