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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第32章 ♤お手をどーぞ?(松川一静)


何度も何度も唇を奪われる

じゃあ何で私は
彼女じゃないの?

そんな言葉を全部飲み込みながら

アユミは私の肩を抱いて
歩き出した

「今日はどこにしよっか?」

もちろんデートの場所じゃない

ラブホテルの話

私の家か彼の家
たまに外でもしちゃうけど

時間がない時は
名残惜しさを出さないように
ホテルが選ばれる

"離れたくない"って
ワガママを言えないように。

高校生のお小遣いとバイト代じゃ
そんなに長くは居られないからね。
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