第31章 世界一静かな…（青八木一）生誕記念☆完結

パチンと指を鳴らし

「後…青八木＿＿。
おまえとのつき合いは長いから
分かるさ。

その表情
その目
普段無口でしゃべらない
おまえが意思ある言葉を
発した時

そりゃもう［相談］じゃねぇんだよ　

なにがあっても

そうするって固い決意の
表明なんだ！！

だろうがよ？」

相変わらずのオーバー目な
身振り。

「………うん、そうだな」

「そういう時
お前は絶対やってのける
がんばれよ青八木」

「ああ。純太」

決行日は誕生日

特に意味はなかった

強いて言うならげんかつぎ

産まれて来れた日だ
きっと良い事が
あるんじゃないか、って

ほんとそんな理由。