第14章 ♡召しませ☆大王様（及川徹）前編✣完結

部員も岩ちゃん以外は

（どーせもう喰っちゃってんだろ？）

的な目で見てくる

確かにソッコーな時もなくないけど
オレはこう見えて本当に
そこまでは軽くない　
エッチしたりするのは
少なくとも俺にも相手にも
気持ちがある場合だけ　

【据え膳食わねば】的な

事は今まで一度もないんだ！
だから


『ねぇ？先輩ー？そろそろ
チュー位してくれませんか？』

こうやって強引に来られても
正直怖いんだよね

「オレが抱くのは彼女だけ」

あ、こんな事言っちゃったら
明日からは　

【彼女にしてください】

攻撃が始まるんじゃない？
なんて思ってたら

『えー…こまったなぁ…
例外なしですか？』

「え？」

『先輩と付きあう気は全くないんです
えっちしてみたいだけなんで』

「………？？」　

オレこの子に会ってから
何回かキョトン顔になったけど
今日のが1番だ