第13章 ♢5つ星よりもレア（黒尾鉄朗）完結

「クロ最近大人しいなー」

「ん？本命出来たー」

「え！？クロが！？なんの冗談！？」

「おい、夜久…お前俺をなんだと…」

ため息混じりに言う俺に

「え？生粋の遊び人。」

「………！」

「テキトー系尻軽男子」

「………！？」

「後はー…バレー以外は65点、とか？」

「てめぇ！そこまで言うか！？」

可愛い顔してズバズバ
あながち間違いでもねぇから
反論できねぇ！　

「…後、詰めの甘さは全国レベル？
………って、事で客だよ。」

夜久の後から顔を覗かせたのは

「クロー、本命って誰？なんの事？」

「アレ？なんでお前居んの？？」

あの日終わったハズの女

「ヒド…試合近いって言うから
あんまり絡みに来なかったんじゃん…」

あ、そう言えば言ったかも
まぢ凡ミス。終わらせたと
思ってたの俺だけかよ
とりあえず部室を出て
外で話すことに