一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第13章 ♢5つ星よりもレア(黒尾鉄朗)完結
そんな私が相談を出来るのは
「どーしたの?また喧嘩?」
『[また]は余計…』
研磨だけで。
「はいはい。どーしたの?」
いつもの研磨にホッとして
『クロ…またあの女の人と会ってた』
さっき見た事を話した
「は?ホントそれ?」
『こんな気分悪い冗談言わない…』
「うん。ごめん」
『ヤッパリ…クロは私の事
からかってただけなのかなー』
「………」
無言は辛いですよ研磨さん
暗に肯定されてるのかな?
『ヤッパリ信じなきゃ良かった…
クロのバーカ…』
「でも好きなんでしょ?」
『…!?私は…研磨みたいな
人の方が…好きだもん…』
図星を突かれて苦し紛れに
口にした言葉を
「おれもクロが連れてくる女の人より
布施の方が好き…かな?」
研磨が拾いあげるとか思ってもみなくて
『あ…それはどーも…恐れいります』
柄にもなくドキドキしてしまった
「…緊張しないでよ。気まずいから」
しかもそれがバレるなんて
もうどうして良いか分からない