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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第12章 ♧【いつか】じゃない約束(孤爪研磨)完結


『バレーって凄いね、ボールが
あんな早さで行ったり来たりするのに
皆ついて行ってて。ビックリした』

いつもよりも少しだけ口数が多い布施

「凄いのはおれじゃなくて
みんなだから。」

凹み過ぎて喋りたくない おれ

『そう?孤爪くんも凄く見えたけど。』

褒めなくてイイよ。おれなんか。
ホントはクロばかり見てるくせに
…って、おれマジうざ。

「研磨?なに凹んでんの?」

クロが話しかけてくる

「別に、普通」

クロはおれの気持ちに気づいてるけど
布施のクロへの気持ちには
まだ気付いてない気がする
だからきっと
おれに協力しようとする

でもおれは布施がクロを好きなの
知ってるし
知ってて強引にイケるわけもない
こんな関係誰も幸せにならない

『孤爪くん…体調悪いの?』

布施がおれに話しかける
ドキドキする自分がイヤだ
その目に自分だけが映ってたいとか
叶わない恋に悩む自分とか
好きなヤツが自分の親友を好きとか
そんなベタな少女漫画みたいな事
イマドキ流行らない。

そんなのおれのデフォじゃない。

もうヤダ。練習も見に来て欲しくない
クロを見る布施なんか 
おれは見たくないんだ
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