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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第16章 ♧心を溶かす魔法(木兎光太郎)


アユミを見送り
また一人になった店内

ソワソワする胸を
必死で沈める

期待しても辛いってわかってんのに
期待したくなる気持ちが
抑えられへん

もう一度、あのドアが開くのを

もう一度、あそこから木兎が
大きな声を上げて
入ってくるのを

信じてる…信じたい…
信じさせて…

一分がすごく長く感じた
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