第3章 3本目
青城との練習試合から数日後。
アイツが帰ってきた...烏野の守護神
そして私のライバル...
潔子さんは触らせんぞ。
「潔子さぁん!あなたに会いに来ました~」
_____ゲシッ!
「ぐぇ!いってぇー!」
『わぁ~おかえり西谷!大丈夫ぅ?』
その間もゲシゲシと軽く踏みつける。
西谷「いてぇーだろ!踏むな!」
『あーごめんごめん。完全に無意識だったわ』
西谷「まったくオメーはよ少しは潔子さんを見習っておしとやかできねぇのかよ!」
『え?あれ西谷どこ行ったのかな?』
西谷「オイ!目の前に居んだろーが!」
澤村「ハイハイ!お前らそこまで!西谷おかえり。」
西谷「オッス!それで旭さんは?戻ってますよね?」
澤村「......いや。」
西谷「___......あの根性無し!!!」
田中「こらノヤッ!」
西谷「旭さんが戻んないなら俺も戻んねぇ!!!」
_____ガラララ!バァン!
勢いよく体育館の扉を開けて西谷は出て行った
はぁ...相変わらず熱いヤツだなぁ。言い出したら聞かないし。
すると外から...
日向「レシーブ教えてください!!!!!!」
おぉ...直球日向行ったよ~レシーブヘタなの気にしてるんだな~。
窓から覗いて二人の様子をこっそり伺う
日向「だから...レシーブ教えてください!西...西谷“先輩”!!!」
...先輩と呼ばれてめっちゃ感動してる。ナイス日向
それから合宿直前。色々あって武田先生がコーチを連れてきた。
前監督のお孫さんらしい。鵜飼さん。独身金髪。
そしてなんやかんやで旭さんも戻ってきた。
______合宿初日
鵜飼「これからお前たちがやる事は一つ!練習!練習!練習!ゲロ吐いてもボールは拾え」
「「「オーッス!!!」」」
元気よく返事する日向に
田中・菅原・影山「「「......お前もう吐いたじゃん。」」」
朝練の悪夢を思い出した三人でした。