第5章 5本目
いよいよいインターハイ予選もあと少し...
...ドドド...バァーン!!!
武田「皆まだいるー!?ごめん!会議が長引いちゃって!それで!出ましたインターハイ予選の組み合わせ!」
みんなが集まり組み合わせを見る
1回戦勝って伊達工も勝ち上がってくれば2回戦で当たる。けどそれだけじゃない。
うちのブロックシードには青葉城西...
みんなが無口になる。
鵜飼「おい。さっき言ったこと忘れてねぇよな」
“大会に出る以上負けに来るチームなんていねぇ。上ばっか見てると足掬われることになる”
澤村「わかってます。目の前の一戦...絶対に取ります!」
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インターハイ予選当日。
前日、掃除していて見つけた段幕。潔子さんと二人でキレイにしてメンバーを激励した。
普段無い潔子さんからの激励に2、3年は感動のあまり泣いていた 笑
そして私はテレる潔子さんをスマホで撮りままくっていた...可愛いかった...
開場に着くと相変わらず言われてる“堕ちた強豪 飛べない烏”やら旭先輩の成人説。
潔子さんに近づこうとする悪い虫に威嚇する田中&西谷。今だけは許してやろう。
みんなの後ろをテクテク歩いてると...
_____ グイッ!
『おわっ!』
誰かに引っ張られて振り向くと...
及川「烏野マネちゃんハッケーン!」
『......ゲッ』
及川「もぉ~いつまで経っても連絡してくれないんだもーん!及川さん悲しいな~!」
『あー...すいません特に用事もなかったので...』
及川「用事がなくてもしてよ~!」ドカッ!
岩泉「てめぇ!次々絡んでんじゃねぇよ!」
及川「痛いよ!岩ちゃん!蹴らないで!」
岩泉「うるせぇ!主将のくせにフラフラしやがって!...ん?橘じゃねぇか。」
『どうもー岩泉さん。』
岩泉「久し振りだな。そういえば花と松があれ喜んでたぞ」
『そうですか 笑 それはよかったです』
及川「え?何か二人仲良くない?しかもアレってなんの事?」