第6章 Piece of My Heart
「和也…気持ちいい?」
「う…ん…いい…」
トロンとした目を向けてきた。
和也…お前…
ぐっと指を中に入れると、和也の喉が鳴るような音がした。
「んっ…あ…」
短く息を吐くと、ぐうっと身体を曲げて目を閉じた。
ゆっくりと指を上下に動かして、和也の中を出たり入ったりした。
だんだんそこは柔らかくなってきて、まだ指が入りそうだった。
もう一回、口の周りを潤してから指を増やして入れてみる。
ずるっと、そこは俺の指を飲み込んでいった。
なんだかゾクゾクした。
こんなに真っ白なのに、ここは淫らで。
指を三本にした瞬間、和也が仰け反った。
「んぁあっ…しょうっ…」
ビクビク身体を跳ねさせながら、俺の指を咥え込んで離さなかった。
既に和也の中心は熱り立ってて、今か今かと白濁を飛ばす準備をしている。
ソレ越しに、見える和也の上気した顔…
和也にトチ狂ったヤツの気持ちが、少しだけわかった気がした。
”アイツが誘ってくるからだ…”
三本の指を広げるように動かすと、和也の中心はあっけなく白濁を飛ばした。