第2章 シェアハウス
----鈴村side----
「やっぱり笑ってないな」
岩「そうだな」
あの子がここに来た理由を知る岩田さんが言う
神「あの、2人とも何か知ってるなら教えてください」
柿「そーですよ。なんか2人だけずるい」
「教えられないこともないけど」
岩田さんをちらっと見る
岩田さんなら言葉を選んでくれると思った
岩「はぁ。先に言っとくけど、俺らが出来るのは支えることぐらいだからな」
岩「詳しいことは俺らは分からない。あの子は母親に虐 対を受けていた。
あの子が幼い時に両親が離婚、彼女な母親について行った。その後母親が再婚。その直後かららしい。
そして、母親が亡くなり本当の父親に引き取られ今にいたる」
皆の顔はなんとも言えない表情をしていた
「苗字さんの父親がな、海外に出張なんや。それで俺な頼まれたんや。娘に笑顔を戻して欲しいってな。名前ちゃんは何があったか理由を言おうとしないらしい」