第1章 初デート
当日
「何着てこう……」
シンプル?カジュアル?
のぶ君は何が好きなんだろう
てか、どこに行くんだろう
岡「りつちゃん準備できた?」
「あ、今行きます」
もうこれでいいや
お気に入りの淡い水色のワンピースを着た
「すみません。お待たせしてしまって」
岡「…大丈夫だよ。行こっか」
────────
「あの、どこに行くんですか?」
岡「えっと、ここに行こうと思って」
見せてもらったチケットは遊園地と水族館が合わさっている施設だった
「わぁー楽しみです!私お化け屋敷が好きなんです!」
岡「え!?」
「楽しみですね」
岡「そ、そうだね…」
この時のぶ君の顔が青くなっていることに気づくことができなかった