第21章 銭湯へGo!
番台の扉が開く。
そしてそこから伸びてきた、6本の手+10本の指が私を番台から引き摺り出そうとする。
マズイぞ、これは絶対マズイ!
なんたって私の下半身は…(//∇//)
「うわぁ、ヌルヌルだよぉ…」
そ、それは…
「なぁ、そっち持って?」
翔君の音頭で、それぞれが私の右手右足左手左足を抱え込む。
「チッ…滑りやがるぜ…」
あぁ…それは申し訳ない…
…と言うか、これでは私のアソコもココも全部、丸っと、
オ〜プンではないか…(๑////๑)
「で、どうすんの?」
そ、その爽やかな笑顔…
「決まってんだろ?」
ニヒルな微笑みが…
「楽しみたい奴、put you hands up!」
い、いきなりラップですかぁ!
『YEAH YEAH YEAH YEAH!』
ってノリノリじゃないですかぁ!
「うふ、かぁわいそ♪」
君の笑顔はまさに天使の微笑み…
私も覚悟を決めたよ…
君達に楽しんで貰えるなら、私は…
「まずは綺麗に洗わなきゃな?」
『せ〜の〜っ』
えっ、えっ、えぇぇぇぇっ…!?
瞬間、私の身体は宙を舞い、乳白色の湯船にダイビングをした。
その後…
「あっ、もう…らめぇ…っ…ひゃっ…」
「まだまだまだまだ足んねえよっ!」
「ねぇ、聞いてんの? 足りないってさ」
「俺ら4人で幸せにしてやるよ?」
「お風呂で祭りでぃ!」
ああ…こんな幸せ、この先二度と味わえないだろうな…
「ん、はぁ…っ、気持ちいい〜♪」
閉店ガラガラ…