第14章 ♠星に願いを…
S「成功した?」
はい、大成功です。
では、続きを…
S「はいはい、どうぞ」
今回櫻井さんが受け持った園児さんが4人?
S「うん、和君、マー君、潤君、智君、だったかな」
ですね。
櫻井さん的にはどの子の短冊が一番キュンとしましたか?
S「う~ん、どの子も一生懸命書いてくれたからなぁ…」
そうですよね。子供なりに一生懸命ですよね。
S「うん、やっぱり選べないね。あ、でも智君に関していえば、まだ字が書けないらしくて、イラストで表現してあったんだけど、すごく上手だったよ」
”絵”ですか?
子供ならではの発想ですね。
S「そうなんだよね。ま、提案したのは俺なんだけどね?」
え、そうなんですか?
子供の心まで分かってしまうなんて、やっぱり櫻井さん、流石です。
S「いや、それほどでもないんだけどね?」
だって”櫻ちゃん”ですもんね?
S「良くご存じで」
そりゃもう当然です。
さて、そろそろ次のお仕事ですか?
S「あ、そう?」
はい。
お忙しいのに、お越し頂いきありがとうございました。
S「いえいえ、こちらこそ」
ではまた次の体験でお会いしましょう。
さよなら、さよなら、さよなら…