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本気で諭(智)して【気象系BL】

第10章 生と死の境で


ポタ―



ポタ― ン







『う… ん。 …』





『翔!!





(ブー) ― 来て下さいっ 櫻井が目を覚ましました!』






『雅紀? どうしたの?』



頭がズキズキと痛む





『翔…。 よかったぁぁぁ。』





雅紀に握られた手にポタポタと涙が落ちる。






『雅紀………』






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