第28章 運命の出会い
2コート同時進行で試合は行われていて、
目の前でやってる試合に目を向けると今は3年生のど のクラスかの男子がやっていて
その中の一人にキャーキャーと黄色い悲鳴がテニスコートに 響いていた。
『うわ~! あの人だよ。 相葉先輩って、凄い人気らしいよ。
あのルックスで 喧嘩もメチャ強いんだけど性格も優しく て女子からも男子からも好かれてるって…』
『ふーん………へぇ 凄いね』
なんの気もこもってない返事を和也がすると
『…もう。
あっ、丸だ。
もしかして次?彼達の試合。』
次の試合を見るために移動してきたらしい同じクラス の丸山に俊介が話しかけた。