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本気で諭(智)して【気象系BL】

第21章 兄貴の思い


『兄貴、そんなことメールしてきたんすか。』





智はカフェラテを一口のんで喉を潤す。




『つ~か智。     お前、卒業出来ないんじゃないのか?



そしたらこの先どうするんだ?     親の店とか継ぐ会社が あるわけじゃないし。




このままじゃ路頭に迷ってどうしようもなくなるぞ』





『え~。

…そしたら坂本さんの下についてこの店で働きます よ。』




智はそう言ってまたカフェラテを口にする。





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